オーボエ 初心者 の方へ♪ 楽しい オーボエ講座 ⑥ 基本練習

基本練習

みなさん、こんにちは(*´∀`*)ノ

前回は、オーボエを吹くポイントや、
ロングトーンの応用について紹介しました。

表題の写真は、ウインナオーボエです。
ウィーンフィルの奏者が吹いているオーボエです。

さて、今回はその他の基本練習について
いくつかみていきましょう!

音階練習

音階練習は、かなり重要ですよ。
これも、地味な練習ですけれど。

音階は、長調も短調も
みーんな出来るようになりましょう。

音程が定まってきますから、
欠かせない練習です。

はじめは、ヘ長調が吹きやすいでしょう。

ファ ソ ラ シ♭ ド レ ミ ファ~♪

フラットがひとつだけなのと、
音域が吹きやすいからです。

吹奏楽部で吹く場合、
他の管楽器とのかねあいで、
オーボエにとって♭のつく調が
よく出てきます。

シ♭から始まる変ロ長調
ミ♭から始まる変ホ長調などです。

このあたりは、とくによく練習しましょう。

はじめはゆっくりでいいので、
確実にキーを押さえてください。

歩く速さで
なめらかに吹けるようになったら、
アーティキュレーション(舌付き)、
つまりちょっとリズムを変えて吹いてみます。

こんな感じです。
いろいろなリズムで、
音階練習をやってみましょう。
耳も舌も鍛えられます!

腹式呼吸の訓練

オーボエ奏者は、苦しそうに見えますね。
オーボエのリードはとても細いので、
少ない息を高い圧力をかけて入れるため、
顔が真っ赤になってしまいます。

少しでも楽に吹けるように
呼吸筋を鍛える訓練をご紹介します。

オーボエの呼吸筋の訓練は、
余った息を吐きだす練習もできます。

オーボエは息の量は少なくていいので、
息が余るのです。
息を吐ききれないとき
苦しく感じてしまいます。

正しい呼吸法を癖づけて、
楽に吹けるよう訓練しましょう。

1.完全な深い呼吸をし、そのまま数秒間保つ。
2.頬をふくらまさず、口笛を吹く時のような形にして唇を閉じる。
3.少量の息を勢いよく吹きだす。
4.そのまましばらく息を止める。

そのあと、次のような訓練もします。

1.4拍間で静かに息を吸う。
2.2拍止める。
3.4拍吐き出す。
4.2拍待つ。

時間のある時、くり返し練習してみてください。
息の使い方が上手になるはずです。

唇を鍛える練習

長い曲を吹くとき、
口が疲れて
アンブッシャーが崩れるお話をよく聞きます。

リードだけで音を出して
音程を上げ下げする練習を繰り返してすると、
唇が鍛えられます。
自分で唇の形もよく確認できます。

例えば、リードだけで
「ドーシードー」と吹いてみる。
次に、「シーラーシー」と吹いてみる。

リードだけで音を変える?

ちょっと意味がわからないかもしれませんが、
リードを浅くくわえて下向きに息を入れる
今より低い音になります。

逆に深くくわえて上向きに息を入れれば
音程が高くなります。

鏡を見ながら、
アンブッシャーに集中する練習をすると、
楽器をつけても乱れにくくなります。

私も、唇が疲れやすくて、
困っています。

いっしょに、基本練習がんばりましょう
∩(*・∀・*)∩ファイト♪